熊野古道の歩き方(1)

渡邊さん
鹿島たち7人会の皆さんへ
今回の熊野古道を歩くのはほんの一部分をハイキングすることしか出来ません。インターネットでも見れますが最も著名な中辺路のルートの
田辺―滝尻王子―熊野大社を車で古道の近くをたどり古道の一部分を歩こうとするものです。県道311号と熊野古道とは離れており数箇所
(3箇所)しか交差しておりません。滝尻王子―熊野大社間の古道の歩行距離は40.3kmあり標準歩行時間は13時間15分、標準所要時間
は18時間30分となっておりその間18箇所の王子(昔の休憩所、神社、祠)があります。走破するには1泊2日かかり中間地点で民宿泊
しなければなりません。標高は100m-700mのUP―DOWNの連続ですが世界遺産でもあり整備はされています。
皆さんの希望を聞かねばなりませんが2km、3km、5kmの3箇所ぐらいを希望者が歩くことを考えています。これ以上長いと17kmとなり
(車にその間JOIN出来ません)時間的に無理となります。年齢、体力を考えゆっくり早い目に温泉につかりましょう。
2日目朝8時に白浜発し17時には宿泊所の渡良瀬温泉着ぐらいでどうでしょう。その間湯峰温泉、熊野本宮大社、大斎原(元の大社、熊野川の中州にある)にいきますので車での移動が中心とならざるを得ません。歩くときは荷物は車に残し軽装で。服装はカジュアルで問題ありません。
10月下旬でもあり雨具(ヤッケ、パーカー)以外にセーターは持参しましょう。靴はカジュアル靴、運動靴、トレッキングシューズいずれも可。
当日晴れれば気温はあったかいぐらいでしょうが700mの山の天気はわかりません。出発前日の週間天気予報確認願います。
無理をせずゆっくりのんびり秋の南紀を楽しみましょう。     ――坂上